総合スコア:4.28 / 5.0
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| うるおい | ★★★★★(5.00) |
| やさしさ | ★★★★★(4.74) |
| なじみやすさ | ★★★★★(5.00) |
| 成分品質 | ★★★★☆(3.64) |
| 刺激感への配慮 | ★★★★★(4.70) |
| ハリ・コシ | ★★★☆☆(2.50) |
| ツヤ・質感 | ★★★★★(5.00) |
| うるおい保護 | ★★★☆☆(2.50) |
メラノCC 薬用しみ対策美白ジェルは、3種の有効成分を配合した医薬部外品のジェルクリームです。最大の特徴は、有効成分として**L-アスコルビン酸2-グルコシド(安定型ビタミンC誘導体)を配合しつつ、その他の成分としてアスコルビン酸(活性型ビタミンC)**も配合している、2種のビタミンCを併用した処方設計です。
全33成分で、同シリーズの美容液(全11成分)と比べると成分数が多く、保湿成分やテクスチャー調整成分が充実したジェルタイプの処方です。
※ 本品は医薬部外品です。
【有効成分】L-アスコルビン酸2-グルコシド、トコフェロール酢酸エステル、グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】アスコルビン酸、アルピニアカツマダイ種子エキス、レモンエキス、サンシュユ果実エキス、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、BG、ペンチレングリコール、濃グリセリン、ソルビトール発酵多糖液、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、POE(17)POP(17)ブチルエーテル、水酸化K、カルボキシビニルポリマー、コハク酸ジエトキシエチル、メチルポリシロキサン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリアクリルアミド、フェノキシエタノール、親油型ステアリン酸グリセリル、軽質流動イソパラフィン、イソステアリン酸POE(20)ソルビタン、パラベン、ベヘニルアルコール、セタノール、POEラウリルエーテル、キサンタンガム、エデト酸塩、アクリル酸・アルキル共重合体エマルション(2)、香料、水
本品は医薬部外品のため、有効成分と承認効能を明記します。
| 有効成分 | 承認効能 |
|---|---|
| L-アスコルビン酸2-グルコシド(安定型ビタミンC誘導体) | メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ |
| トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) | 肌あれ・あれ性を防ぐ |
| グリチルリチン酸ジカリウム | 肌あれ・あれ性を防ぐ |
3種の有効成分の組み合わせにより、しみ予防と肌あれ予防の両面にアプローチする設計です。
L-アスコルビン酸2-グルコシドは、ビタミンCにグルコースを結合させた安定型の誘導体です。アスコルビン酸(活性型ビタミンC)と比べて酸化しにくく、水溶液中でも安定性が高いのが特徴です。肌に塗布した後、酵素によってビタミンCとグルコースに分解されることを期待して設計されています。
同シリーズの美容液では活性型ビタミンC(アスコルビン酸)が有効成分ですが、本品ではジェルという水を含む剤型に合わせて安定型の誘導体を有効成分に採用しています。
| 成分名 | 特性 | 備考 |
|---|---|---|
| パラベン | 防腐剤 | 広く使用される防腐剤。配合順位25番目で少量と推定 |
| 香料 | 香料 | 柑橘系の香り。香料に敏感な方は注意 |
| フェノキシエタノール | 防腐剤 | パラベンと併用。配合順位21番目で少量と推定 |
| エデト酸塩 | キレート剤 | 品質安定のために配合。配合順位29番目で少量と推定 |
全体として一般的な配慮がなされた処方です。
美容液と比べると、パラベン・香料が追加されている点が異なります。ただし、いずれも配合順位は後方で少量と推定されます。
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| リピジュア | 細胞膜を構成するリン脂質に似た構造を持つ保湿成分。保水力が高いとされる |
| 濃グリセリン | 高濃度のグリセリン。しっとりとした保湿感を持つ |
| BG | 基本的な保湿剤。さっぱりとした使用感 |
| ペンチレングリコール | 保湿剤。抗菌性も持ち、防腐補助としての役割も |
| ソルビトール発酵多糖液 | 発酵由来の多糖類。肌表面に保湿膜を形成する |
| レモンエキス | 柑橘由来の植物エキス。整肌成分として配合 |
| サンシュユ果実エキス | ミズキ科植物由来のエキス。整肌成分として配合 |
| アルピニアカツマダイ種子エキス | ショウガ科植物由来のエキス。整肌成分として配合 |
保湿成分は美容液と比べて大幅に充実しています。美容液がBGのみだったのに対し、ジェルでは濃グリセリン・ペンチレングリコール・リピジュア・ソルビトール発酵多糖液など、多層的な保湿設計となっています。
特にリピジュア(メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液)は、細胞膜を構成するリン脂質に類似した構造を持つことで知られる保湿成分で、ヒアルロン酸と比較されることも多い成分です。美容液にはない保湿面での付加価値といえます。
メラノCCシリーズで最も人気の高い「薬用しみ集中対策 美容液」と本品「薬用しみ対策美白ジェル」は、同じシリーズでありながら処方設計が大きく異なります。
最大の違いは有効成分のビタミンCの種類です。美容液は**アスコルビン酸(活性型ビタミンC)を有効成分として配合しています。アスコルビン酸はビタミンCそのもので変換不要ですが、酸化しやすいため水を含まないオイルベースの処方を採用しています。一方、ジェルはL-アスコルビン酸2-グルコシド(安定型ビタミンC誘導体)**を有効成分に採用。グルコースを結合させることで水中での安定性を確保し、ジェルという水を含む剤型を実現しています。
さらにジェルでは、有効成分ではないもののアスコルビン酸(活性型ビタミンC)もその他成分として配合されており、安定型と活性型の2種のビタミンCを併用する処方です。美容液が「活性型ビタミンC一本勝負」の処方であるのに対し、ジェルは「安定型を有効成分に据えつつ、活性型も補完的に配合する」という異なるアプローチを取っています。
剤型の違いにより、ジェルは保湿成分(リピジュア・濃グリセリンなど)が充実し、美容液では最小限だった保湿面が強化されています。「ビタミンCの浸透に特化した美容液」と「保湿も兼ねたオールインワン的なジェル」という棲み分けが、成分構成から読み取れます。
美容液は活性型ビタミンC(アスコルビン酸)が有効成分のオイルベース処方で、ビタミンCの浸透に特化しています。ジェルは安定型ビタミンC誘導体が有効成分で保湿成分も充実しています。ビタミンCに特化するなら美容液、保湿も兼ねたいならジェルが選択肢になります。
併用は可能ですが、ビタミンCの重ね塗りになるため、肌の状態を見ながら判断するのがよいでしょう。気になる場合は片方から始めて様子を見ることをおすすめします。
使用可能ですが、ビタミンC成分が含まれるため、朝使用する場合は日焼け止めの併用が推奨されます。
エタノール不使用・着色料不使用ではありますが、パラベン・香料が配合されています。肌の状態には個人差があるため、気になる場合はパッチテストをおすすめします。
メラノCC 薬用しみ対策美白ジェルは、安定型ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸2-グルコシド)を有効成分とし、活性型ビタミンC(アスコルビン酸)も配合した医薬部外品のジェルクリームです。美容液と比べて保湿成分が充実しており、リピジュアや濃グリセリンなどによる保湿とビタミンCによるしみ予防を両立する処方設計です。
美容液が「ビタミンC特化・オイルベース」であるのに対し、ジェルは「安定型ビタミンC誘導体+保湿充実」という異なるアプローチで、使用目的や好みのテクスチャーに応じて選べるシリーズ展開となっています。
※ 本記事は全成分表示に基づく成分情報の可視化であり、医学的助言や効能効果の保証ではありません。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。