総合スコア:4.36 / 5.0
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| うるおい | ★★★★★(5.00) |
| やさしさ | ★★★★★(4.97) |
| なじみやすさ | ★★★★★(5.00) |
| 成分品質 | ★★★★☆(3.95) |
| 刺激感への配慮 | ★★★★★(4.77) |
| ハリ・コシ | ★★★☆☆(2.50) |
| ツヤ・質感 | ★★★★★(5.00) |
| うるおい保護 | ★★★☆☆(2.50) |
dプログラム エマルジョン EXは、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2種の有効成分を配合した医薬部外品の乳液です。同ラインのローション EXと有効成分は同じですが、乳液としての油性基剤(ワセリン、α-オレフィンオリゴマー、硬化油など)を加えた処方設計で、うるおいの維持に配慮した設計です。
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムやヨモギエキスなどの保湿成分も配合しつつ、エタノールフリー・パラベンフリーで、刺激感への配慮が高い処方です。
※ 本品は医薬部外品です。
【有効成分】トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】キシリット、酵母エキス(3)、アルテロモナス発酵エキス、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ワセリン、ヨモギエキス(2)、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、精製水、濃グリセリン、α-オレフィンオリゴマー、1,3-ブチレングリコール、1,3-プロパンジオール、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、硬化油、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、メチルフェニルポリシロキサン、ベヘニルアルコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、バチルアルコール、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、水酸化カリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、メタリン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、イザヨイバラエキス、フェノキシエタノール
本品は医薬部外品のため、有効成分と承認効能を明記します。
| 有効成分 | 承認効能 |
|---|---|
| トラネキサム酸 | メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ |
| グリチルリチン酸ジカリウム | 肌あれ・あれ性を防ぐ |
ローション EXと同じ2種の有効成分の組み合わせです。しみ予防と肌あれ予防の両面にアプローチする設計で、dプログラム EXラインとして一貫した有効成分の方針が見て取れます。
dプログラム エマルジョン EXとローション EXは、有効成分として同じトラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムを配合しています。では、化粧水と乳液で処方はどう変わるのでしょうか。
最大の違いは油性基剤の有無です。ローション EXが水性ベースの化粧水であるのに対し、エマルジョン EXにはワセリン・α-オレフィンオリゴマー・硬化油・テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリットといった油性成分が配合されています。これらは肌表面に油膜を形成し、化粧水で与えたうるおいの蒸散を抑える役割を担います。
乳化系の設計も異なります。エマルジョン EXには、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルといった乳化剤が配合されており、水と油を均一に混合するための処方が組まれています。ベヘニルアルコールやバチルアルコールは乳化安定剤としても機能し、乳液のテクスチャーを形成しています。
一方、保湿成分の顔ぶれは共通点が多いのが特徴です。キシリット、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、リピジュア、ヨモギエキスなどはどちらにも配合されており、EXラインとしての成分設計の一貫性が確認できます。
つまり、有効成分と保湿成分の「核」は同じでありながら、剤型に合わせて基剤と乳化系を変えている——これがdプログラム EXラインにおける化粧水と乳液の処方の違いです。
| 成分名 | 特性 | 備考 |
|---|---|---|
| フェノキシエタノール | 防腐剤 | 配合順位33番目(末尾付近)で少量と推定 |
本品はエタノールフリー・パラベンフリーで、使用感に影響を与える可能性のある成分が非常に少ない処方です。防腐剤はフェノキシエタノールのみで、配合順位は末尾付近です。
着色料・香料も不使用で、刺激感への配慮スコア4.77が示すとおり、敏感な肌に配慮された設計です。
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム | 通常のヒアルロン酸よりも肌なじみが良いとされる保湿成分 |
| リピジュア | 細胞膜のリン脂質に似た構造を持つ保湿成分。保水力が高いとされる |
| 濃グリセリン | 高濃度のグリセリン。しっとりとした保湿感 |
| キシリット | 糖アルコールの一種。水分保持に寄与する保湿成分 |
| 酵母エキス(3) | 酵母由来のエキス。アミノ酸やミネラルを含む整肌成分 |
| アルテロモナス発酵エキス | 海洋微生物の発酵エキス。肌の保護に関わるとされる |
| ヨモギエキス(2) | ヨモギ由来の植物エキス。整肌成分として配合 |
| イザヨイバラエキス | バラ科植物由来のエキス。整肌成分として配合 |
| ワセリン | 肌表面に油膜を形成し、水分の蒸散を抑える |
| N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル) | セラミドに類似した構造を持つ油性保湿成分 |
保湿成分は水性保湿(ヒアルロン酸系・リピジュア・グリセリン)と油性保護(ワセリン・硬化油)の二層構成です。化粧水にはない油性基剤によるうるおい保護が加わることで、スキンケアの最終ステップとしての役割を果たす設計になっています。
特にN-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)は、セラミドに類似した構造を持つ成分で、肌のうるおい保持をサポートする油性保湿成分です。
有効成分が同じため、ライン使いで相乗的な設計が意図されています。ただし、他ブランドの化粧水と組み合わせても問題ありません。
EXラインはトラネキサム酸を有効成分に含み、しみ・そばかす予防と肌あれ予防の両面にアプローチする設計です。他のラインとは有効成分が異なるため、求める効能に合わせて選ぶのがポイントです。
バイタルアクト ローション MBは同じdプログラムブランドの別ラインです。バイタルアクトにも乳液がありますが、有効成分や処方設計が異なります。
dプログラム エマルジョン EXは、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2種の有効成分を軸に、エタノールフリー・パラベンフリーで仕上げた敏感肌向け乳液です。ローション EXと有効成分・保湿成分の設計思想を共有しながら、乳液としての油性基剤を加えたうるおい保護の処方となっています。
敏感肌でしみ予防・肌あれ予防を検討したい方に選びやすい製品です。一方、ハリ・コシ面のケアを重視する方は、バイタルアクト ローション MBなど他ラインも選択肢に入れてみてください。
※ 本記事は全成分表示に基づく成分情報の可視化であり、医学的助言や効能効果の保証ではありません。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。